あなただけの虹を探しに、アロハの州ハワイへ

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あなただけの虹を探しに、アロハの州ハワイへ

今年のプライド月間を機に、色彩豊かなハワイを旅して、あなたらしい光を輝かせましょう。 

ハワイの島々の気候は、アヌエヌエ(虹)の出現に最適な条件が揃っています。

ここハワイでは、虹はとても馴染み深いものです。日差しに恵まれ、光を反射するにわか雨も多いため、ハワイは科学者たちも認める「虹の都」です。ですから、虹をシンボルとするLGBTQIA+コミュニティに敬意を表するプライド月間にはもちろん積極的に参加して、ランウェイを闊歩したいと思っています。

喜ばしいことに、アメリカには6月に全米プライド月間が、10月にはホノルルプライドがあります (2回も楽しめるということです)。

2022年は、祭典の幕開けとしてハワイ出身のパフォーマー、Mark Kanemura氏による振り付けをフィーチャーしたソーシャルメディア・ダンスコンテスト「レインボーランウェイチャレンジ」が開催され、勝者はホノルルプライドパレードでフロート(山車)に乗ることができます。レインボーランウェイで脚光を浴びたい人も、そうでない人も、ハワイで虹をテーマに、あなたらしい旅を楽しみませんか。今回は虹にちなんで、一色ずつ自然豊かなハワイの見どころを紹介していきます。あなたのお気に入りを見つけてください。


マウイ島の最高峰ハレアカラは、暗赤色の玄武岩が作り出す風景で知られています。

レッド:古代の火山

マウイ島の標高3,055mにあるハレアカラ国立公園には、まるで別の惑星のような広大な火山地帯が広がり、この世のものとは思えない赤い風景に出会うことができます。火星ははるかに遠いですが、ハレアカラの山頂プウ・ウラウラ(レッドヒル)に登れば、雲の上の、火星を思わせるような暗赤色の玄武岩に囲まれた風景を楽しめます。この山頂は、公園内に4つある人気の日の出スポットのひとつでもあります。利用には、オンラインでの事前予約が必要です。寒さ対策も忘れないようにしましょう。木々に近づくと、ハレアカラに生息する珍しい野鳥を見つけることができます。2種類の赤いミツドリ、ベニハワイミツスイ、アパパネがそうです。ホスマーグローブやパリクキャビン周辺では、赤い鳥たちが花の蜜を求めて飛び交う姿を見ることができます。


ハワイ島のハワイ火山国立公園にあるキラウエア火山。オレンジ色に輝く溶岩湖には、畏敬の念を抱かずにはいられません。

オレンジ:溶岩流

ハワイ島のハワイ火山国立公園にあるキラウエア火山ではオレンジ色に輝く溶岩湖を見学することができます。トレイルにに用意された安全に見学できるスポットら、妖しい光を放つ溶岩を見ることができますが、火山の女神ペレの物語を聞いてから見ると、さらに魅惑的に感じられるでしょう (ビジターセンターで詳しく聞くことができます)。アーティストが描いた女神ペレを鑑賞しに、島の北東端にあるパホアまで足をのばしてみましょう。パホア・ビレッジ・ミュージアムの屋外には美しい壁画があり、パホア・ラバゾーン・ミュージアムではユニークな展示が行われています。ハワイ屈指の感動的な風景を満喫したら、1日の終わりには、ハワイ各地のさまざまなレストランやバーで提供されている、溶岩をイメージした名物ラバフローカクテルをぜひご賞味ください。水平線に沈む鮮やかなオレンジ色の夕日を眺めながら飲むのにぴったりです。


ハワイの島中の庭園に咲くハワイの州花、イエローハイビスカス。

イエロー:咲き誇る花々

ハワイの州花であるイエローハイビスカスは、絶滅の危機に瀕しているハワイの固有種です。オアフ島ワイキキにあるクイーン・カピオラニ・ガーデンや、ハワイ島のハカラウにあるボタニカル・ワールド・アドベンチャーズのレインボーウォーク沿いで、この貴重な花を探してみてはいかがでしょう。ハワイで見られる他の黄色い植物をご覧になりたい方は、ヒマワリの見頃が長く続くハワイならではの利点を生かして、オアフ島のワイマナロ・カントリーファームズまで足を伸ばしてみてください。専属カメラマンによる写真撮影の予約も可能です。ハイウェイ沿いに時々現れる黄色いひまわり畑を見つけながら、マウイ島中央部の谷間を抜け、キヘイのKō Restaurantへ向かいましょう。このレストランでは、ハイウェイから見えていたひまわり畑で採れたマウイ・サンフラワーオイルを使った料理を提供しています。


アグリツーリズム・ファームでは、土と戯れながら、カロ(タロイモ)の収穫体験を楽しめます。

グリーン:緑豊かな田園風景

ハワイの自然や農業について学びながら、土いじりを楽しむというのも一興です。オアフ島のKakoo Oiwiでは、青葉生い茂るタロイモの収穫を手伝ったり、作りたての「ポイ」を味わったりしながら、現地の持続可能な地元の農業や歴史ある湿地の再生を支援することができます。カウアイ島キラウエアにあるCommon Groundでは、再生可能な農場の見学ツアーが開催されています。ガイドが案内するこのツアーでは、食べ物を収穫できる森「フードフォレスト」や滝などを見学した後、地元産の食材を使ったピクニックランチを楽しめます。地元産の食材を用いたハワイの味覚を機内でもお楽しみいただけます。ハワイアン航空は、2025年までにハワイを拠点とするケータリングの40%を現地調達することを約束しています。


カウアイ島のマクアビーチは青い海で知られています。訪れる際には必ずサンゴに害のない日焼け止めをご使用ください。

ブルー:紺碧に輝く海

ハワイでは、どこを見てもブルーが目に飛び込んできます。マウイ島西岸のカアナパリビーチは、かつてハワイの王族が余暇を楽しんだ場所であり、その当時と変わらないきらきら輝く紺碧の海が今も広がっています。オアフ島のコオリナ地区には、アウラニ・ディズニー・リゾートなどの有名リゾートのすぐそばに美しい4つのブルーラグーンがあります。ハワイ島クアベイのマニニオワリ・ビーチは、青い海と白い砂浜、そしてブギーボードに最適な波が魅力です。一方、カウアイ島のマクアビーチ(別名トンネルズビーチ)の青く澄んだ海は、波が穏やかな日には、広大な珊瑚礁と豊かな海洋生物を見ようとやって来る多くのシュノーケラーたちで賑わいます。


おなじみのパープルの尾翼をもつハワイアン航空機で、島々を巡る旅をご満喫ください。

パープル:旅を彩る紫の飛行機

虹の端を彩るパープルの光のように、ハワイアン航空は、お客様のハワイの旅の始まりと終わりを彩ります。ハワイ州最大にして最も長い歴史を持つハワイアン航空は、ハワイ諸島間を運航する1日あたりの便数が最も多く、またアメリカ本土のほとんどの主要都市に向けてハワイからの直行便を運航しています。また、18年連続で(そして現在も引き続き)国内で最も定時運航率の高い航空会社となっており、お客様がゲートにお越しの際には、紫色の尾翼をもつハワイアン航空の飛行機が定刻通りにスタンバイしておりますので、安心してご利用いただけます。レインボーをテーマにした壮大な旅を実現するなら、のんびりしてはいられません。さっそく旅の準備を始めましょう。


著者 Sachie Yorck

June 17, 2022