A Beginner's Guide to Surfing on Oahu

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初心者向けのオアフ島サーフガイド

幼い頃からサーフィンを楽しんでいる筆者が語る、お勧めスポットやアドバイス

Diamond Head at dawn

上: ダイヤモンドヘッドのシルエットをバックに、早朝から多くのサーファーで賑わうワイキキビーチ。

水曜日の朝、太陽はやっと顔を出したばかり。ワイキキの静かな沖合では、ハシナガイルカの群れが楽しげに泳いでいます。

クイーンズで次のセットを待つ間、私はロングボードの上に座り、ダイヤモンドヘッドから昇る朝日が空を鮮やかなオレンジ色に変えていくのを眺めていました。

神秘的な朝。私が沖へ出ていくときにはたいていこのような感じです。

これが、私がサーフィンをする理由。とても感覚的な方法で、自然と一体になるということ。

そしてもちろん、波に乗るのがとても楽しいからでもあります。

サーフィンを言葉で説明するのは困難です。 サーファーたちは海の鼓動、すなわち乗ることができる波を生み出すエネルギーを追い求めます。 サーファーはタイドグラフに目を凝らし、風向きや風速を研究して、沖合のブイのデータを分析します。このようなマッドサイエンティストになってしまう理由はただひとつ。波上のガラス繊維の板に立って滑走することで、アドレナリンを得るためなのです。

Surfing selfie

ホノルル東部の入り江でボードに乗る筆者。ダイヤモンドヘッドとココヘッド周辺の海は、オアフ島のサウスショアに多数ある人気サーフスポットのひとつ。

私が海に戻ったのは 15 年前。出勤前の数時間をサーフィンに充てていました。 熱意に任せて、トミー・タナカの 2.7 メートルの中古ロングボードに 300 ドルを投じてしまったほど。 その頃の私は大学院を出たばかり。多額の学生ローンを抱えながら地元の新聞社でリポーターとして働いていました。 しかし、海の呼び声に、この野性的で美しい世界にどうしようもなく惹きつけられていたのです。

月並みな言葉かもしれませんが、サーフィンは私にとって癒しです。 ストレスや不満、退屈、興奮に襲われるたびに海に向かいます。 嵐のときでさえ、海には心を落ち着かせる力があります。 予測不可能であるということ自体が、気持ちを落ち着かせるのかもしれません。 海に限らず、すべての生命は不安定さと美しさを兼ね備えています。

オアフで育った私にとっては、幼い頃から海が遊び場でした。友達と出会うのも、食事をするのも、釣りをするのも、遊ぶのも、ここでした。 どのビーチにも、懐かしい思い出が詰まっています。陽気なワイキキでは週末に人ごみにもまれながら波乗りをしました。ナナクリやハワイカイの水際では家族で釣りに興じました。そして、約 3.2 キロの砂浜を幾度となく歩いたカイルアビーチ。

しかし、ハワイが世界に誇るのはやはりサーフィン。とりわけオアフ島です。

 

お勧めのスポット

Surfers at dawn

ピンクパレスの愛称で知られるロイヤル・ハワイアン・ホテルをバックに、早朝のスウェルの到達を待つサーファーたち。 ビーチ沿いに多数あるサーフスクールでは、ビーチボーイたちがレッスンをつけてくれます。

オアフ島の海岸沿いには、歴史上の人物や伝説、ランドマークに因んだサーフブレイクが点在しています。 実際のところ、限られたエリアをパドルで移動するだけで、1 セッションにつき数回のブレイクを体験することもできます。

夏にサウスショアに到来するのがサマースウェル。ワイキキのうねりの効いた乗りやすい波からアラモアナ ボウルズの獰猛でたくましいバレルまで、多彩なブレイクを生み出します。 しかしその東側、ダイヤモンドヘッドとハワイカイのココヘッドに挟まれたマウナルア湾とハナウマ湾の深い海にもブレイクが続いています。 ハナウマ湾を過ぎると、そこはボディサーフィンの世界的メッカとして知られるサンディビーチとマカプウ岬。

ノースショアは冬になると魅力を増すため、このシーズンになるとモンスターウェーブを目当てに世界中からプロ サーファーが集まります。11 キロ以上におよぶビーチは、バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィンをはじめとする一流サーフィン コンテストの舞台にも。 サンセット、パイプライン、ラニアケア。これらはサーフィン好きなら必ず知っている名前でしょう。

しかし、ノースショア以外のスポットも負けてはいません。

オアフ島の海岸沿いには、歴史上の人物や伝説、ランドマークに因んだサーフブレイクが点在しています。

東海岸にはハイウェイからは見えないサーフブレイクが多いために、よく見落とされてしまいます。また、強い貿易風が吹くと波が荒々しさを増し、好ましくないコンディションを作りがち。 しかし、とくにノースイースト スウェルが入ったときには、ここでもノースショアと同じくらい重い、ホローな波が出現します。

そして、手つかずのままのオアフ島西海岸では、トラックスのロングレフトやヨコハマの強烈なライト、一年中ブレイクしているかのように思えるマカハの伝説的なウェーブといった、良質なピークが楽しめます。

 

海に入る前に

Hotels seen from the water

しかし、問題はどこでボードをレンタルするかです。

ワイキキ周辺のポイントは混雑するため、ビーチ沿いのサーフ ショップで Softop のフォームボードをレンタルしましょう。丈夫なので、クラッシュしても安心です。

人気シェイパーによる高性能ボードをお探しなら、ワイキキのコア・ボード・スポーツ (2420 Koa Ave., Waikiki, 808-923-0189, koaboardsports.com/en) とカカアコのサーフテック (945 Queen St., Kakaako, 808- 596-8693, surftech.com) がお勧め。どちらのショップでも、ジェリー・ロペスやドナルド・タカヤマ、アル・メリックといったシェイパーによる、さまざまな長さの高品質なサーフボードがレンタルできます。 料金はボードの長さによって異なりますが、通常は 1 日 20 ドル程度からです。 また、いずれのショップでも、ハワイの海に精通した専門スタッフが地元のブレイクやエチケットについて教えてくれます。

ノースショアのハレイワにあるサーフ・アンド・シー (62-595 Kamehameha Highway, Haleiwa, 808-637-7873, surfnsea.net) は、海を愛する人にとって便利なお店。 ショートボードを 1 日 24 ドル、ロングボードを 30 ドルでレンタルできます。 また、このショップはベテラン向けのサーフツアーも催行しています。

著者 Catherine E. Toth