真似したくなるアイランドホッピング旅行

ハワイ旅行計画ガイド

真似したくなるアイランドホッピング旅行

ここで紹介する旅行のアイデアを、ぜひご活用ください。ハワイアン航空は、最も多くのハワイ諸島間のフライトを毎日運行しています。

ハワイを訪れるなら、1つの島に留まらず、2つの島を体験したいと思いませんか。なにしろハワイアン航空は、低料金のハワイ諸島間フライトを毎日125便以上運航しているのです。これなら、どんな旅程でもスケジュールに合わせて最適なフライトを選ぶことができます。ハレアカラで日の出を眺めたあと、キラウエアでハイキングをする。ホノルルでランチを食べてから、プリンスヴィルでイブニングカクテルを堪能する。コナで目覚めて、コオリナで眠りにつく。思いのままにアイランドホッピングを楽しみましょう。ここで紹介する旅のアイデアを旅行計画にお役立てください。

オアフ島からカウアイ島へ

ハワイの首都ホノルルで過ごしてから、カウアイ島の大自然に冒険に行きましょう。

都会も自然も オアフ島からカウアイ島へ

オアフ島の都会の喧噪とカウアイ島の豊かな自然の両方を訪れて、どちらの世界も堪能しませんか。その方法を紹介します。

オアフ島では、ハワイ州で最も人口が多く文化と創造性にあふれた都市、ホノルルから旅をスタートします。ワイキキは、高級ブランドのショップが軒を連ね、活気ある路上パフォーマンスが繰り広げられるなど、ハワイを象徴する観光スポットです。そのすぐ近くにあるカカアコのアートエリアには、ギャラリーやブティック、ビール醸造所に加え、POW!WOW!の色鮮やかなウォールアートがずらりと並んでいます。気の向くままに街を歩きながら、都市のアートを鑑賞しましょう。途中でチャイナタウンに立ち寄って、広東料理のチャウファンや台湾料理の牛肉麺を堪能することもお忘れなく。

カウアイ島へ向かうホノルル (HNL) 発リフエ (LIH) 行きのフライトは飛行時間わずか40分ですが、ガーデンアイルの名で知られるカウアイ島に着いたら、まったくの別世界と感じるでしょう。空港から車で東へ向かうとワイルアフォールズがあります。壮大な2つの滝が流れ落ち、カウアイ島でもトップクラスの美しさで知られます。高台からその見事な風景を写真に撮ることができます。さらに先へ進むと、キラウエアポイント国立野生生物保護区があります。海抜約60メートルのこの場所にはハワイ最大級の海鳥の営巣地があります(見学は要予約)。一日の終わりは、風光明媚なハナレイやカパアで過ごすのがおすすめです。空港から西へ車を走らせると、「太平洋のグランドキャニオン」の異名を持つワイメア渓谷に着きます。風光明媚なこの渓谷は900メートルを超える深さで、豊富な植物と複数の滝に加え、すばらしいハイキングコースもあります。そして、カララウ展望台(公園の標識が目印)からナパリ・コーストの絶景を眺めたら、ポイプへ移動して美しい夕日を堪能しましょう。

カウアイ島からマウイ島へ

1回の旅行で、カウアイ島奥地での運河下りとマウイ島沖にあるモロキニ島でのシュノーケリングを楽しめます。

カウアイ島とマウイ島での壮大な冒険

スリルを求めるなら、カウアイ島とマウイ島をめぐりながら、ハワイでしかできないアクティビティを楽しみませんか。

カウアイ島では、まず美しいナパリ・コーストのボートツアーからスタートします。そびえ立つ崖に囲まれた海岸線や海上の洞窟には、海側からしか近寄ることができません。さらに、Koloa Ziplineへ移動して、木々の間を滑り降りる爽快なジップラインを堪能しましょう。カウアイ島最長のこのコースでは、特別なハーネスを着けて逆さまの態勢で滑ることもできます。内陸部へ向かうと、かつてリフエ農園で使われていたかんがい用水路を浮き輪で下り、トンネルをくぐり抜けるアクティビティを楽しめます。Kauai Backcountry Adventuresが提供しています。

マウイ島へ向かうリフエ (LIH) 発カフルイ (OGG) 行きのフライトは、所要時間50分です。到着したら、モロキニクレーターでシュノーケリングやスキューバダイビングはいかがですか。マウイ島沖にあるこの島は、水没した火山性クレーターの一部が海上に顔を出したもので、250種類以上の熱帯魚が住む野生生物の宝庫です。

マウイ島からハワイ島へ

マウイ島のハレアカラ国立公園を散策してから、キラウエア火山のあるハワイ火山国立公園へ向かいます。

マウイ島とハワイ島の国立公園

ハワイの2つの国立公園で、他に類を見ない生物多様性を生み出した壮大な火山の風景を堪能しましょう。マウイ島の国立公園は海抜3000メートルを超える高さに位置し、ハワイの国立公園には世界で最も活発な火山、キラウエア火山とマウナロア火山があります。短時間のフライトで移動できるので、1回の旅行で両方の国立公園を訪れることができます。

マウイ島のハレアカラ国立公園から出発しましょう。高地の砂漠から灌木地まで全長48キロを超えるさまざまなハイキングコースがあります。ハレアカラは「太陽の家」という意味で、その名のとおり、日の出と日没に多くの人々が訪れます (日の出を見るには予約が必要です)。環境への影響を最小限に抑えるよう配慮しながら、この神聖な風景をゆっくり堪能してください。

次の目的地ハワイ島へ向かうカフルイ (OGG) 発ヒロ (ITO) 行きのフライトは、わずか40分です。ユネスコの世界遺産に登録されているハワイ火山国立公園は、海から山頂まで約1,300㎢の広さで、溶岩原や山頂カルデラや溶岩洞を通る、全長約240キロのさまざまなハイキングコースがあります。24時間年中無休で開放されているので、夜に訪れて噴火を見ることもできます。なお、米国の小学校に通う4年生の児童とその家族は国立公園の入場料が無料になるプログラムがあります。

ハワイ島からオアフ島へ

ハワイ諸島で最も新しく最も大きいハワイ島から、最も古い歴史があるオアフ島へ移動します。

ハワイ島からオアフ島へ歴史をめぐる旅

歴史に興味がある方は、ハワイ島とオアフ島の旅を組み合わせて、歴史に残る名所や史跡を訪ねてみてください。

ハワイ島では、最初にヒロのライマン博物館を訪れマス。アイランドヘリテージギャラリーで数世紀にわたるハワイの歴史を学びましょう。隣接するミッションハウスは現存するハワイ諸島最古の木造建築です。次に、美しい景色が広がるハマクア・コーストかサドル・ロードを通って北上し、ワイメアのプウコホラ・ヘイアウ国立歴史公園へ向かいます。ここでは、ハワイ王国を統一する前のカメハメハ1世が戦士たちと共にheiau(神殿)を建てた歴史をたどることができます。すぐ近くのParker Ranchでは、牧場の歴史ある家屋や敷地内を見学することができます。さらに南へ1時間ほど車を走らせると、Kona Coffee Living History Farmがあります。ハワイでコーヒー栽培が始められた時代のことを学べます。

コナ (KOA) 発ホノルル (HNL) 行きのフライトでハワイの歴史に思いを馳せていると、1時間でオアフ島に到着します。おそらく誰もが最初に訪れるビショップ博物館には、太平洋地域の文化的遺産を収蔵した世界最大のコレクションがあります。市内中心部の近くにあるイオラニ宮殿はハワイ最後の王族が暮らした公邸で、一般公開されていない貴重な品々を間近で見ることができる特別ツアーなどを行っています。パールハーバー国立記念館には、戦艦アリゾナとその乗組員を追悼するため、毎年100万人以上が訪れます。そして、オアフ島西部のコオリナに近いエバ・ビーチにあるハワイアン・レイルウェイ・ソサエティは、かつてオアフ島で運行していた列車が走る様子を今も見ることができる唯一の場所です。

注記:ハワイ語の発音区別符号はウェブ上で正しく表示されない場合があるため、本記事では省略しています。

著者 Sachie Yorck

November 16, 2022