エ・カニカピラ・カコウ

1983 年のクリスマスの翌日、夕刻にハワイアン ソングを学ぶために集まった 17 人がはじまりと言われる、エ・カニカピラ・カコウ (「音楽を奏でよう」の意)。

以来その規模は拡大し、ハワイアン ミュージックやフラ、歴史や民話を語り聞かせるカウアイ島最大のフェスティバルになりました。

毎年 1 月半ばから 3 月にかけて月曜の夜に行われるこのイベントは、会場が一体となって歌い語らう場であり、地元の音楽シーンを賑わすトップ アーティストのパフォーマンスも披露されます。

過去の出演者には、ケアリイ・レイシェル、ジェリー・サントス、ウィリー・K、シリル・パヒヌイ、ロバート・カジメロ、エディー・カマエ、ブラザー・ノーランド、ジェフ・ピーターソン、ライアテア・ヘルムといった大御所が名を連ねています。

アーティストたちが 1~2 曲のハワイ語の歌詞の意味や発音を教えるほか、観客が曲に対する思い入れを語ったり、アーティストに質問するチャンスもあります。ぜひ、曲の生い立ちやそのいわれ、カオナ (「隠された意味」) について尋ねてみましょう。

ときには、お気に入りの曲に合わせて踊り出したり、ステージに呼ばれてアーティストとともに歌や演奏を披露する観客の姿を目にすることもあります。

こうした気楽なジャム セッションのような観客とのコミュニケーションも、このイベントの大きな魅力です。