ウィルコックス一家 (アブナー、ルーシー夫妻とその家族) の敷居をまたぎ、19 世紀の宣教師の日常生活を覗いてみましょう。
1834 年、5 エーカーもの土地に建てられた 4 部屋構成の 2 階建ての家は、カウアイ島に初めて登場した西洋風の家屋のひとつです。
現在この家にはルーシーの裁縫箱や、6.5 キロほどある石炭アイロン、アブナーが大好きだった伯母さんから託された 1806 年頃の聖書など、ウィルコックス家が愛用してきた品々が展示されています。
そのほか、ローズウッド (シタン材) のメロディオン、今でも動く木の時計、1837 年に夫妻とともにケープ・ホーンを旅したトランクなども見逃せません。