タロイモ畑、ナ・メア・クポノ

ハワイの人々のルーツと触れ合うひととき

オアフ島ノースショア、ワイアルアの農村地域に広がるロイ タロ (タロイモ畑)、「ナ・メア・クポノ」。湧き水に恵まれたこの畑は、何十年にもわたり、ガリード家、ボロサン家によって維持されています。アラエ ウラという鳥など、絶滅危惧種の生息地にもなっているこの湿地では、実際のタロ作りの様子も見ることができます。

ポイなどの料理に使われるカロ (タロ) は、ハワイ先住民の主食として活躍しました。100 種類以上とバラエティ豊かなタロは、島全域で栽培されていた時代もありました。

しかし、タロは単なる食べ物ではありません。ハワイの創世神話にあたるチャント (祈りの歌) 「クムリポ」では、タロはパパ (母なる大地の女神) とワケア (父なる空の神) の間で死産した第一子とされるため、ハワイの人々にとっては一番年上の兄弟でもあるのです。

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