ハワイのビッグウェーブ サーフィンのルーツとも言えるワイメア・ベイ。オアフ島のノースショアに位置するこのビーチは、冬季には北のポイントで砕ける波が高さ 7.6 メートルを超えることもあり、世界で最も有名なビッグウェーブ サーフィン スポットのひとつとなっています。またこのビーチは、ベテランのライフガードであったウォーターマン、エディ・アイカウの功績を称えて行われる、ユニークなサーフィン大会「クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ」の開催地でもあります。親愛の意を込めて「ザ・エディ」と呼ばれるこの大会は、波が 6 メートル以上に達した場合にのみ開催されるため、1986 年にスタートしてから現在までわずか 8 回しか行われていません。毎年 28 名のサーファーがこの大会への参加選手として招待されます。この大会では水上オートバイによるボードの牽引は許可されておらず、選手たちはパドリングのみでサーフ ポイントを目指します。ワイメア・ベイは、波の力強さを抜きにしても、広大で絵のように美しいビーチです。冬には危険なほどの大波が押し寄せますが、夏季は波も穏やかで遊泳やシュノーケリング、釣りをのんびりと楽しむことができます。