トロピック・ライトニング博物館

基地内で間近に見る軍事史

トロピック・ライトニング博物館は、軍事史に興味のある方なら外せないスポットです。ワイキキから車で 45 分、ハワイ最大の陸軍駐屯地、スコフィールド・バラックス (兵舎) 内にあるこの博物館は、スコフィールドの歴史や、ここに司令部を置く第 25 歩兵師団 (愛称「トロピック・ライトニング」) に関する展示を行っているほか、国定歴史建造物のウィーラー陸軍航空基地にも近接しています。

展示品には、スコフィールド兵舎が完成した 1909 年から現在に至るまでのさまざまな物品や写真、文書が含まれます。第 25 歩兵師団に所属する歴史マニアたちが、自ら収集したあらゆる記念品の数々を持ち寄り、1956 年に博物館をオープンしました。

当初はささやかだったコレクションが、今や示唆に富む印象的な博物館へと発展し、たとえば 1921 年の射撃訓練の採点記録、第二次世界大戦前の召集ラッパ、ベトコンの兵士が手作りした拳銃、トロピック・ライトニング師団のイラク駐屯中に IED (即席爆発装置) で粉砕されたハンビー (高機動多目的装輪車) の窓など、興味深い展示が見られます。

この博物館では、1941 年 10 月の同師団の編成を記念し、毎年 10 月にリビング・ヒストリー・デイで特別なアクティビティやデモンストレーションを主催します。

日曜と月曜定休。民間人がビジター パスを入手するには、ライマン・ゲートで身分証明書を提示し、車の情報を提供する必要があります。行き方は博物館ウェブサイトに記載されています。