ハワイアン航空
2019年4月9日
報道関係各位

ハワイアン航空、ボーイング787-9ドリームライナーのシートデザインパートナーを選定

アディエント・エアロスペース社およびコリンズ・エアロスペース社が、フラグシップ機のシートデザインを担当

ハワイアン航空(本社:ホノルル 代表取締役社長兼CEO:ピーター・イングラム[Peter Ingram])は本日、2021年に投入予定の最新鋭機ボーイング787-9型機のシートデザインパートナーとして、アディエント・エアロスペース社およびコリンズ・エアロスペース社を選定したと発表しました。

ハワイアン航空は、ボーイング社と自動車用シートのグローバルリーダーであるアディエント社の合弁会社として設立されたアディエント・エアロスペース社のローンチカスタマーとなり、ドリームライナーのプレミアムキャビン(ビジネスクラス)シートの開発を委託します。コリンズ・エアロスペース社は、従来のパートナーシップをさらに拡大し、軽量、快適かつゆとりあるメインキャビン(エコノミークラス)のシートデザインを担当します。

ハワイアン航空のマーケティング担当シニアバイスプレジデントであるアヴィ・マニスは、次のように述べています。
「アディエント・エアロスペース社およびコリンズ・エアロスペース社に、ハワイアン航空の未来のフラグシップ機におけるハワイ特有の機内体験を提供する環境づくりに参画いただくことを、大変嬉しく思います。従来からご提供しているハワイならではのサービスやホスピタリティに加え、お客様には最新鋭のシーティングテクノロジーを駆使した座席でリラックスできる環境をご提供します。」

アディエント・エアロスペース社は2018年後半に事業を開始して以来、スライドドアで仕切られたダブルベッドの完全個室であるダブルスイートを特長とし、ボーイング787-9型ワイドボディ機に最適なデザインのプレミアムシートを構築するアセント・シーティング・システムの提供に注力しており、業界内からのより多くの選択肢、収容力そして上質なシートを求める声に対応しています。質の高いハワイ旅行のご提供に向けた新たな取り組みにより、アディエント・エアロスペース社は、共有空間とプライベート空間双方を重要視するカップルや家族などのレジャー目的のお客様のニーズにこたえながら、ビジネスを目的としたお客様が求める機能性も備えた柔軟性のあるシートのご提供を可能とします。

アディエント・エアロスペース社のCEOアラン・ウィッタマン氏は、下記のように述べています。
「ハワイアン航空がアセント・シーティング・システムのローンチパートナーとなったことを、大変光栄に思います。上質なキャビンならびに快適性を提供する新たな視点を提供することで、お客様の機内体験の向上に貢献できることを楽しみにしています」

メインキャビンには、業界最軽量かつ機能性の高いコリンズ・エアロスペース社のアスパイヤシートを提供します。近代的なデザインによりシートの面積を最大限に拡大し、より背面や座面にゆとりをもたせ、また背もたれやアームレストを人間工学的に心地よい形状に設計します。シート背面にはまた、機内エンターテイメント用の大型モニターや十分な収納スペース、機能的なテーブルを収納します。なお、ハワイアン航空は、エアバスA321neoのナローボディ機に、コリンズ・エアロスペース社のピナクル・メイン・キャビンシートを採用しています。

コリンズ・エアロスペース社のインテリアのビジネス開発担当バイス・プレジデントを務めるコリン・マホニー氏は、下記のように述べています。
「ハワイアン航空と強固な関係性を構築できる、大変画期的な契約です。ワイドボディ機で最も幅広のシートを実現するアスパイヤシートは、お客様に最大限の空間を提供する独自のデザインで、運動工学を駆使し、飛行中にお客様を包み込むような快適な空間をご提供します。」

ハワイアン航空は昨年、ボーイング787-9型機10機の購入と追加10機の購入オプションを発表しています。ボーイング787-9型機の革新的かつ軽量な機体は、低高度での飛行でも客室内の気圧を正常に保ち、より快適かつ静かな環境を提供します。調光可能なLEDシェード付き大型窓や、頭上には広い手荷物収納棚も備えています。ゼネラル・エレクトリック社製GEnxエンジンを搭載するハワイアン航空のボーイング787-9 ドリームライナーは、類まれなる燃料効率と運航性能を提供し、ハワイと北米、アジアならびに南太平洋の都市を直行便で結ぶ広域ネットワークでの運航に最適な機材です。


ハワイアン航空について:
ハワイアン®は、米運輸省による米航空業界ランキングにおいて、15年連続(2004年~2018年)で定時運航率1位に選ばれています。また、米国旅行誌「コンデナスト・トラベラー」、「トラベル+レジャー」、および「トリップ・アドバイザー」においても、サービスの質と運航実績においてハワイに就航する米国航空会社のトップにランキングされています。
創設90年目を迎えたハワイアン航空は、ハワイで最大かつもっとも歴史の長い航空会社です。現在、ハワイ州の島間は1日約170便、ハワイアングループ全体では1日260便以上を運航しています。米国内は最も多い13都市へ直行便を運航しているほか、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ領サモア、タヒチへの直行便も運航しています。ハワイアン航空は、ハワイアン・ホールディングス(NASDAQ:HA)の子会社です。

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