*2019年11月11日(現地時間)にハワイ本社が発表したリリースの抄訳です。

ハワイアン航空

報道関係各位

 

2019年11月14日

「空の旅をあなたに」の宣言から90年、

ハワイアン航空が創設90周年を迎えました

90周年を記念し、1929年に初就航を果たした路線と

チャリティーイベント「飛行機との綱引き」が復活

ハワイアン航空(本社:ホノルル、代表取締役社長兼CEO: ピーター・イングラム[Peter Ingram])は90年前の今日、水陸両用の 8人乗りシコルスキー S‑38 型機2機をジョン・ロジャーズ空港から飛び立たせ、ハワイに民間航空サービスを導入しました。これを記念し、本日、島間路線運航のパイオニアから国際的な航空会社への成長を長年にわたり支えてくださったお客様および地域の皆様への感謝の気持ち込めて、機内および地上で複数の祝賀イベントが開催されました。

 

1929年11月11日、当時の社名である「Inter-Island Airways」の島間定期旅客便の初フライトを見ようと数百人の見物人がジョン・ロジャーズ空港(現ダニエル・K・イノウエ国際空港)に集まりました。今回、創設90周年記念の皮切りとして、本空港近くのラグーンドライブ沿いにあるキャッスル&クック・アビエーション・ハンガーで募金イベント「Plane Pull(飛行機との綱引き)」を開催。文字通り「飛行機を引っ張り(プレイン・プル)」競い合う本イベントでは、ハワイアン航空やホノルル市内各地の企業チームを代表する約2,000人により丸一日かけて計3万3000ドルの募金が集められ、地元の非営利団体「サステイナブル・コーストラインズ・ハワイ(Sustainable Coastlines Hawaii)」に寄付されました。

ダニエル・K・イノウエ国際空港では午前9時35分、初就航当時のホノルル~ハワイ島ヒロ間路線を再現した記念フライトHA1111が離陸しました。マウイ島を経由してボーイング717型機の機内では、60年代から90年代までのハワイアン航空の歴代ユニフォームを着用した乗務員が、128人のお客様をもてなしました。

ハワイアン航空のピーター・イングラム代表取締役社長兼CEOは次のように述べています。

「ハワイでの民間航空便運航を導入した創業者スタンレー・ケネディーの先見の明は、ハワイ諸島間の交通に革命をもたらしました。その偉業を讃え、社員一同からの『マハロ ヌイ ロア(ありがとうございます)』を、地域の皆様やお客様に楽しくクリエイティブな方法でお伝えしたいと思います。」

以下のリンクから「Plane Pull」イベントと祝賀フライトのダイジェスト映像および写真がご覧いただけます。


HA1111

HA1111便では、ホノルルからカフルイまでの約35分間にわたるフライト中、乗務員たちがハワイアン航空の歴史に関する様々な情報を披露してお客様をもてなしました。

  • l観光ツアー:Inter-Island Airwaysは、ハワイでの民間定期便就航前、鋼管羽布張りに木製翼という構造を持つ6人乗りのベランカCH-300ペースメーカー単葉機によるオアフ島上空観光遊覧飛行を5ドルで提供していました。第一次大戦時に海軍パイロットとして戦ったホノルル生まれのケネディーは、このサービスの提供を通し地元住民を飛行機に親しませることに成功したのです。ハワイアン航空は現在でもこのベランカを保有し、社員や社員の家族、定年退職した社員たちにフライトを提供しています。

  • l14時間:Inter-Island Airwaysがインターアイランド・スチーム・ナビゲーション社の子会社として設立されるまでの半世紀間、ホノルルからヒロまでの同汽船会社が運航する航路での移動には、約14時間を要しました。この所要時間は、シコルスキー旅客飛行艇のホノルル〜ヒロ(マウイ島経由)線の就航により、3時間15分に短縮されました。同じ路線の現在のジェット旅客機での搭乗時間は、約1時間となっています。

  • l1万3,043人:Inter-Island Airwaysは、1930年の初路線就航から1年間で島間路線利用者1万367人、ベランカ遊覧ツアー利用者2,676人、計1万3,043人のお客様に空の旅を提供しました。昨年中のハワイアン航空のハワイ諸島間、ハワイ〜米国本土間、ハワイ〜世界主要都市間の利用者数は、1日当たり平均3万人、年間で約1,200万人に及びました。

  • l航空貨物輸送の草分け:1942年、国内初の貨物輸送免許の取得に伴い、シコルスキーS-43型機3機による航空貨物輸送事業をハワイ全土で立ち上げました。ハワイアン航空は現在、郵便物のほか9万2,000トンの物品を近隣諸島および太平洋周辺地域に輸送しています。

  • lワヒネ(女性)社員の活躍:1979年には、乗務員全員を女性とする米国初の民間定期便を就航しました。短距離旅客機SD-330が、ホノルル〜モロカイ間で運航されました。現在ハワイアン航空では、全社員の約半数に当たる3,500人の女性社員が勤務しています。

 



 

当日HA1111便に搭乗したお客様には、マウイ島への到着前に、1929年11月11日発行の日刊紙『ホノルル・スター・ブレティン』が飲み物と共に提供されました。「諸島間航空旅客サービス開始」という見出しが躍る紙面には、「空の旅をあなたに。Inter-Island Airwaysはハワイの民間航空事業者の草分けとして、この偉業に大きな誇りを感じています」という創業者ケネディーのコメントが掲載されています。

機内での祝賀イベントの最後には、バースデーカードとHawaiianMiles 9万マイル(ハワイ〜米国本土間2往復または隣接諸島への片道12フライト相当)のギフト券が客室乗務員によりお客様一人ひとりに手渡され、さらにカフルイ空港では、レイとハワイアンダンスがお客様の到着を歓迎しました。

HA1111便に搭乗が叶わなかった方々には、HawaiianMiles 9万マイルとヘリテージロゴ限定セット商品が毎週当たる5週間限定の創設90周年記念SNS抽選キャンペーンにご参加いただけます。最終週の募集は、ハワイ時間の11月11日(月)正午にスタートし、11月17日(日)の午後11時59分に終了します。

飛行機の綱引き(Plane Pull)

創設90周年記念の皮切りとして開催された「グレイト・ハワイアン・プレイン・プル(Great Hawaiian Plane Pull)」は、航空産業の歴史を讃えるチャリティーイベントとして、1980年代に盛んに行われた競技です。イベント会場では、賞品としてHawaiianMiles 100万マイル以上の獲得を目指し、12人編成68のチームが総重量11万5,000ポンドのボーイング717ジェット機を1日かけて引っ張り、競い合いました。

参加者の協力により集められた3万3,000ドルは、当社の長年のパートナーである非営利環境団体「サステイナブル・コーストラインズ・ハワイ」に寄付されました。本団体は、住民参加型のビーチクリーンアップ事業、各種教育プログラム、廃棄物転用サービス、啓発活動などを通し、地域住民による海岸地域の保護を促しています。

サステイナブル・コーストラインズ・ハワイのラファエル・バーグストーム氏は、次のように述べています。

「サステイナブル・コーストラインズ・ハワイは、グレイト・ハワイアン・プレイン・プルからの寄付および本イベントにご参加いただいた多くの企業・団体のご協力を心より感謝申し上げます。皆様からの寛大なサポートにより、アウトリーチ事業のハワイ諸島全域への拡大、遠隔海岸地域の清掃、プラスチック汚染問題の解決に向けた学生や地域住民に対する教育や働きかけ、活動内容の世界への発信に引き続き取り組むことが出来ます。約10万人の学生やボランティアの方々の協力のもと、海岸ゴミの回収量が50万ポンドという大台を達成しつつあるのも、こうしたサポートのおかげです。ハワイアン航空におかれましては、創設90周年記念の一環としてこのような素晴らしいイベントを企画していただき誠にありがとうございます。」

このイベントには地元の日本航空(JAL)を含む各航空会社、地元の空港関連サービス事業者、商工会議所、メディアなど幅広い業界から現金支援のほか、活動へのサポートが寄せられました。

会場では、ハワイのトップエンターテイナーによるライブミュージック、地元飲食店による食事、Raw Elements USAによるサンゴに優しい日焼け止めのサンプル、サステイナブル・コーストラインズ・ハワイによる啓発目的の展示や活動が提供されました。また、1940〜50年代にダグラスDC‑3 型機に搭乗したハワイ初の女性客室乗務員も会場に訪れ、観光遊覧飛行でその礎を築いたベランカCH-300ペースメーカー単葉機も参加者によるセルフィーの撮影のため会場に登場しました。

ハワイアン航空は、創設90周年に向けた祝賀年を昨年11月11日に開始。同時に会社が社員と同額を寄付する募金キャンペーンを立ち上げ、18万7,000ドル以上を集めました。90年以上にわたり当社の発展を支えてくださった地域住民への感謝として、4つの慈善団体に全額を寄付しています。さらに今年は、太平洋を囲む各地の数百万の観光客の足となるデスティネーション・エアラインとして、先月のハワイ島サウスポイントでのビーチクリーンアップや、東京、シドニー、オークランドなどの海外主要都市でのビーチクリーンアップなど、創設90周年にちなんだイベントを複数企画し、環境啓発活動にも積極的に取り組みました。

 



 

 

 

 

■ ハワイアン航空について:

ハワイアン®は、米運輸省による米航空業界ランキングにおいて、15年連続(2004年~2018年)で定時運航率1位に選ばれています。また、米国旅行誌「コンデナスト・トラベラー」、「トラベル+レジャー」、および「トリップ・アドバイザー」においても、サービスの質と運航実績においてハワイに就航する米国航空会社のトップにランキングされています。

創設91年目を迎えたハワイアン航空は、ハワイで最大かつもっとも歴史の長い航空会社です。現在、ハワイ州の島間は1日約170便、ハワイアングループ全体では1日260便以上を運航しています。米国内は最も多い13都市へ直行便を運航しているほか、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ領サモア、タヒチへの直行便も運航しています。ハワイアン航空は、ハワイアン・ホールディングス(NASDAQ:HA)の子会社です。

詳細や最新情報は、公式HPTwitterFacebookInstagramをご覧ください。

ハワイアン航空について:

ハワイアン®は、米運輸省による米航空業界ランキングにおいて、14年連続(2004年~2017年)で定時運航率1 位に選ばれています。また、米国旅行誌「コンデナスト・トラベラー」、「トラベル+レジャー」、および「トリップ・アドバイザー」においても、サービスの質と運航実績においてハワイに就航する米国航空会社のトップにランキングされています。 創設89年目を迎えたハワイアン航空は、ハワイで最大かつもっとも歴史の長い航空会社です。現在、ハワイ州の島間は1 日約170 便、ハワイアングループ全体では1 日250 便以上を運航しています。米国内は最も多い11 都市へ直行便を運航しているほか、日本、韓国、中国、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ領サモア、タヒチへの直行便も運航しています。ハワイアン航空は、ハワイアン・ホールディングス(NASDAQ:HA)の子会社です。

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ハワイアン航空について:
ハワイアン®は、米運輸省による米航空業界ランキングにおいて、14年連続(2004年~2017年)で定時運航率1 位に選ばれています。また、米国旅行誌「コンデナスト・トラベラー」、「トラベル+レジャー」、および「トリップ・アドバイザー」においても、サービスの質と運航実績においてハワイに就航する米国航空会社のトップにランキングされています。 創設89年目を迎えたハワイアン航空は、ハワイで最大かつもっとも歴史の長い航空会社です。現在、ハワイ州の島間は1 日約170 便、ハワイアングループ全体では1 日250 便以上を運航しています。米国内は最も多い11 都市へ直行便を運航しているほか、日本、韓国、中国、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ領サモア、タヒチへの直行便も運航しています。ハワイアン航空は、ハワイアン・ホールディングス(NASDAQ:HA)の子会社です。

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ハワイアン航空広報事務局(株式会社ブレインズ・カンパニー内)
担当:大木・遠藤
電話:03-4570-3178
FAX:03-4580-9128
E-mail:hawaiianair@pjbc.co.jp