食料配給所のアシスタントからハワイ固有種の森林での除草作業まで、カウアイのコミュニティや生態系に貢献する方法はたくさんあります。こうした活動に参加すれば、ハワイについての知識を深めることができ、場合によっては、一般の人が入れない場所を訪れる特別な機会が得られることもあります。そこで、カウアイ島でボランティア活動に参加できる場所を5つ紹介します。

庭園を散策しながら、園芸の腕を磨きましょう。

National Tropical Botanical Garden

カウアイ島に3か所、マウイ島に1か所、フロリダに1か所の庭園を持つNational Tropical Botanical Gardenは、さまざまなボランティアの機会を提供しています。カウアイ島サウスショアにあるMcBryde Gardenは、熱帯植物やハワイ固有種が豊富にあり、植栽や雑草取り、水やりなど園芸アシスタントのボランティアができます。ノースショアの緑豊かな渓谷にあるLimahuli Garden and Preserveでは、ハワイ固有種の森林を再生する活動に参加できます。特にLimahuliでは、ハワイの生態系やハワイの文化について学ぶ意欲と熱意がある方におすすめです。

これらの活動やその他のボランティア活動の詳細、特に長期の活動にご参加できる場合は、をご覧ください。

Waipa Foundation

Waipa Foundationは、カウアイ島ノースショアにあるハワイ先住民のコミュニティセンターです。ここでは、カヌー体験、ハワイ古来の養魚池の再生、ハワイ固有種の植栽、kalo（タロイモ）の栽培とpoi（ポイ）作りなどのさまざまな活動を通じて、ハワイ先住民の価値観を学ぶことができます。毎週開催されるPoi Daysの新規ボランティアの受け入れは現時点では中止されていますが、毎月第4土曜日の9:00～12:00に行われる月例活動に参加して、Waipa Foundationの活動の一部を知ることができます。

詳しくは、https://waipafoundation.org/volunteer/をご覧ください。

Friends of Kamalani and Lydgate Parkに参加して、ビーチで過ごしましょう。

Friends of Kamalani and Lydgate Park

カウアイ島東部では、毎週土曜日の午前中にリドゲート・ビーチ・パーク内にあるMorgan’s Pondsという池にボランティアの人々が集合して、ビーチの清掃をします。これは、公園の名前の由来であるJohn Lydgate氏に敬意を表し、地域社会への奉仕を行う活動です。Lydgate氏は、公園が地域社会をひとつにまとめるというビジョンを持ち、海辺で流木やゴミを拾う活動を続けた人物です。現在カウアイ島でも特に人気の高い公園になりました。ボランティア活動をしながらトークストーリー（お喋り）を楽しみましょう。

詳しくは、https://kamalanius.wordpress.com/saturday-morning-beach-cleanup/をご覧ください。

Malama Kauai

カウアイ島の農作物の地産地消を促進するために設立された非営利団体です。aloha aina（大地を愛し、敬意を表す）の精神に根ざしたプログラムとして、学校の菜園作りや農業インターンシップ、出荷水準に達していない農作物を収穫して必要な人々に届ける活動などを行っています。Malama KauaiボランティアのFacebookページには、食料配給所でのお手伝いや果物の収穫などの食品関係から、ハイキング コースや野生生物保護区で外来種を除去するといった食品とは関係のない作業まで、幅広いボランティア活動に参加できます。

https://malamakauai.org/about-mk-2/jobs-volunteer/
https://www.facebook.com/groups/malamakauai/

Surfrider Foundationと共に、海を守る活動に参加しませんか。

サーフライダーファウンデーション

サーフライダーファウンデーションは、海洋の保護、水質の調査、ビーチの清掃、海洋プラチックの削減などを目指す環境NGOです。カウアイ島支部では毎週水曜日の15:30から清掃活動を行っています。これ以外の時間にも、布製の袋と手袋を持って家族と一緒にビーチの清掃を行うことができます。

海を守る方法や清掃活動への参加については、https://kauai.surfrider.org/ofvをご覧ください。