パゴパゴ
マリンアドベンチャー、熱帯雨林、豊かな自然美。

アメリカ領サモアの首都パゴパゴは、トゥトゥイラ島の西端にある湾岸沿いの街です。静かな環境、美しい緑と海に恵まれたこのトロピカルパラダイスでは、日常の疲れを癒してくれる安らぎが待っています。

島の周囲には見事なサンゴ礁が広がっており、数百種類にものぼるサンゴや千種類もの魚たちが生育しています。シュノーケリングに挑戦すれば、メジロザメ科のネムリブカやウミガメ、ネズミイルカ、オオジャコガイ、バラクーダといった海洋生物に出会えることも。トゥトゥイラ島の中央にあるアメリカン・サモア国立公園は、現地の生態系について学べる格好の場所。園内では、オオコウモリやヤモリ、野犬といった動物が暮らしています。

地元の文化に興味がある方は、ジーン・P.・ハイドン博物館へ。ファガトゴの旧郵便局と海軍関連の建物内にあるこの博物館では、昔の衣類や芸術品、武器、陶器といった文化遺産を見学できます。食事はサモアの伝統的なご馳走をお楽しみください。地元に自生する灌木の根から作った飲み物「カヴァ」もお忘れなく。酋長が要人を迎える際には、必ずカヴァを酌み交わす風習があるそうです。