サーフィンやビーチを楽しむためにハワイを訪れる人もいれば、ハワイの森や農園を目指す人もいます。アロハの州ハワイを訪れる理由がどのようなものでも、それぞれの目的や行き先に合ったものを準備することが大切です。(また、Travel Pono(責任ある行動で安全に楽しく旅すること)についても知っておく必要があります。) ここでは、ハワイ旅行の荷造りのヒントとして、おすすめアイテムを紹介します。
持っていきたいもの:
- 日焼け止め
ハワイは常夏の島なので、日焼け対策は万全に。帽子またはサンバイザー、UVA、UVB、UVC光線から目を保護するサングラス、そして広域スペクトラムの日焼け止めも必須です。ハワイでは使用は禁じられている、紫外線吸収剤オキシベンゾンやオクチノキサートが含まれていない物を選びましょう。 - カジュアルな服
ハワイは熱帯地域です。服に関しては、Tシャツやタンクトップにポロシャツ、ショートパンツやカプリパンツ、水着など、カジュアルで快適なものを選びましょう。店舗や施設内では、肌を露出せず、水着の上に一枚羽織るのをお忘れなく。夜に着たいおしゃれな服なら、スラックス、スカート、ワンピース、それにシックなブラウスやシャツがいいでしょう。これらをうまく着まわしていくつかのパターンを作ります。 - 快適な靴
靴にもカジュアルさと快適さが必要です。フラットなシューズ、サンダル、ビーチサンダル、スニーカー、ウォーキングシューズ、いずれも履きなれたものを持っていきます。ハイヒールは置いていきましょう。ハワイではまず必要ありません。ハイキングに行くならハイキング用のシューズ、ゴルフをするならゴルフシューズも必要です。あなたが乗馬やジップラインのようなアクティビティをしたり、ATV(四輪バギー)ツアーをするのであれば、頑丈でつま先の開いていない靴を持っていきます。 - ハワイのガイドブック
情報の充実したガイドブックがあれば役に立ちます。「Frommer’s Hawaii」、「Fodor’s」、「ロンリープラネット」、「Hawaii Revealed」シリーズなどがおすすめです。もちろん無料の「Go Hawaii Official Visitors Guide」をチェックすることから始めるのもいいでしょう。 - バックパックかバッグか
丸一日の冒険に備えて、“いつもの” ハンドバッグを、トートバッグやウエストポーチまたはバックパックに取り替えて、中身も極力減らしましょう。財布、携帯電話、お菓子と(必要ならば)薬だけにします。折りたためるナイロンや布のバッグは、スーツケースに簡単に入れられるので旅にはぴったりです。 - 子供用品
小さなお子様との旅行なら、おむつを入れるバッグやお気に入りのおもちゃ、本、ゲーム、スナックなどを忘れずに持っていきます。ベビーカーや車のベビーシートやチャイルドシートも必要でしょう。レンタカー会社からチャイルドシートをレンタルすることもできますが、いつものシートを持っていくと節約もでき(現地でサイズ違いが起こる心配もなく)不安もなくなるでしょう。詳細に関しては、ハワイアン航空の車用チャイルドシートに関するポリシーをご覧ください。多くのホテルでは、別料金にはなりますがベビーベッド、ベビーサークル、可動式ベッドを提供しています。オハフ島に旅行する方は、子供用品なら何でもレンタルできるParadise Baby Co.をご覧ください。おまるや哺乳瓶の滅菌器、ベビーゲートなど子育てに必要なものなら何でも揃っています。 - その他
ここに挙げるものはスーツケースの中でも比較的場所を取らずあると便利なものです。小型LED懐中電灯、水筒、ポンチョまたは折りたたみ傘、ヘルシーなスナック(ナッツ類、クラッカー、ドライフルーツ、トレイルミックスなど)。
持っていく必要のないもの:
- 大量の服
ほとんどのホテルにはランドリーサービスがあり、別荘やコンドミニアムにも部屋に洗濯機と乾燥機がついているか、敷地内にコインランドリーがあります。必要ならば、下着類や乾きの早い服は自分で手洗いすることもできます。 - コート
ハワイの気温は年間を通じて平均21 ℃から27 ℃程度です。持っていくなら軽めのジャケットやセーターですが、実際に着る機会はないかもしれません。もちろん、マウナケア火山の頂上で星空を眺めたり、ハレアカラ山頂で日の出を見るつもりなら、山頂は気温が-1 ℃以下になる可能性もあるので防寒着が必要です。 - 貴重品
高価なジュエリーや時計、その他の貴重品は家に置いていきましょう。外出中に無くすリスクをわざわざ高める必要はありません。 - 本
ビーチやフライト中のお供にはぴったりのアイテムですが、かさばるのが難点です。Kindleに何冊かダウンロードしておくとよいでしょう。あるいは現地調達して、現地の書店を応援するのも一案です。 - カヤック、サーフボード、シュノーケル用品、ゴルフクラブ
これらのかさばるものをわざわざ持ち運ぶ必要はありません。ツアー料金には通常これらの用具の使用が含まれており、主なゴルフコースではクラブのレンタルも利用できます。
その他の役立つ情報
- 動物、フルーツ、野菜をハワイに持ち込む場合
ハワイに上陸する前に、ハワイ州農業申告書に記入する必要があります(機内で配布、家族ごとに1通)。動物、生鮮品、挿し木、種や球根、生きた魚や魚介類、切り花や切り枝を持ち込む際には、それらを申告しなければなりません。必要な検査や検疫を行うためです。これは、外から来た害虫が、ハワイの独特で守られた環境に侵入することで害を及ぼす可能性を防ぐためです。遵守しなかった場合、最高$25,000の罰金と最大1年の懲役のいずれか、または両方が科せられます。
ハワイから米国本土に向けて出発する場合、米国農務省は乗客の手荷物を調べ、生鮮果物、野菜、植物、花、そして侵襲性の病気やミバエのような虫を拡大させる恐れのあるその他のものが入っていないか確認します。それらを没収されないように、あらかじめ米国農務省の検査を受ける必要があります。たとえば、お土産として持ち帰ることが多いレイ、パパイヤ、パイナップルなどの生花や果物は、米国農務省の検査に合格した後でなければ輸送できません。詳細については (808) 834-3220に連絡いただくか、米国農務省のウェブサイトをご覧ください。 - お土産をたくさん持ち帰るけれど、そのためのスーツケースを買うのは避けたいとお考えですか?
UPS、FedExまたは郵送でそれらを家に届けてもらう方法もあります。箱やテープなど梱包用の資材をこれらの業者から購入でき、UPSとFedExは有料で梱包もします。ホテルのコンシェルジュで最寄りの店舗を紹介してもらえます。 - そして何より、心配することなどありません!
もし忘れ物をしていたり、旅行中に必要なものがあれば、ほとんどのものはハワイでも買うことができます。ハワイはアメリカ合衆国の一部ですから。(現地のビジネスの支援にもつながります。)