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Hawaii is Our Home

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コミュニティの結束: アロハ精神あふれる従業員の活躍

新型コロナウイルスの感染拡大により先の見えない日々が続く中、従業員たちは率先してさまざまな活動を展開し、90年前からハワイアン航空を支えてきてくれた地域コミュニティへのコクア(協力)に奮闘しています。

楽しいときも辛いときも、ハワイアン航空の ohana(家族)は、困っている仲間や地域の人々のために進んで支援の手を差し伸べてきました。新型コロナウイルスの感染拡大により先の見えない日々が続く中、従業員たちは率先してさまざまな活動を展開し、90年前からハワイアン航空を支えてきてくれた地域コミュニティへのコクア(協力)に奮闘しています。

数週間前から、ボランティアチームの従業員たちはTeam Kōkua(チーム・コクア)の紫色のTシャツを着て、この困難な状況を乗り切るためのさまざまな活動を行っています。その内容は、Hawaii Foodbankでの食料品の仕分け作業、Lanakila Meals on Wheelsと協力して地域のクプナ(お年寄り)に食事を届ける配送作業、離島の物資が不足している地域へ食料品を輸送するサービスなど、多岐にわたります。

アロハ精神あふれるオハナの熱心な活動は、全社をあげて取り組む大きなプロジェクトから個人がそれぞれのやり方で行う地域貢献まで、あらゆる規模で展開されています。こうような活動はハワイの航空会社である私たちの誇りであるとともに、マラマ(思いやり)やロカヒ(人との絆)の気持ちは支援の規模に関係なく大切であることを証明しています。

地域の人々のためにマスクを手作り

医療機関が公共の場へ出るときはマスクの着用を勧めるようになったため、ハワイでもマスクの需要が急増しました。瞬く間に店頭からマスクがなくなっていくのを見て、ハワイアン航空のシニアプロジェクトマネージャーCaprice Vidaとその家族は、その裁縫のスキルを活かして家族や友人や近所の人々のためにマスクを作る活動に参加することを決めました。

自宅のキッチンでマスクを縫うVidaと母親

「私が生地を買いに出かけて、その間に母がマスクを縫う、というように作業を分担しています。1日の縫製作業が終わったら、私と娘ができあがったマスクを届けに行きます。ハワイアン航空での勤務に加えてマスク作りをするのは大変ですが、やりがいがありますね」と言うCaprice。

Vida家では1枚のマスクを縫うのに30〜60分必要で、1日に10〜20枚の布マスクを作っているとのこと。彼女はこれまでに作ったマスクを、Blood Bank of Hawaiiのボランティアスタッフに寄付したほか、会社の同僚にも配りました。需要がある間は無償でマスクを提供していく予定です。

Vida一家がコミュニティのために作ったマスクの一部

「この活動をしているのは、マスクを必要としている人たちがいて、私たちには裁縫のスキルがあるからです。コミュニティのために役立つことは精一杯やりたいですし、ウイルスの感染拡大と闘う中で、このマスク作りは皆の安全を守るために私たちができるささやかな貢献なのです」と彼女は言います。

仲間のための食料品を集めるパゴパゴ・ステーション

アメリカ領サモアで働く従業員にもマラマ(思いやり)の精神があふれています。パゴパゴ国際空港 (PPG) とホノルルを結ぶ路線は今のところ5月末まで運休中ですが、現地には駐機中の作業に追われている従業員たちもいます。

パゴパゴの経営陣は、食料品や日用品を入手しづらくなっている従業員がいることに気づき、彼らの負担が少しでも軽くなるようにと、食料品の寄付を募る「フードドライブ」を行うことにしました。すると、3時間半のフードドライブで23人を超える従業員が次々と食料を寄付。その結果、鶏肉、米、ミルク、水、そして日用品など合計13箱分の品物を、物資を必要としている仲間に届けることができました。

フードドライブを実現させた、アメリカ領サモアのパゴパゴの従業員たち

「サモアには、"足の親指をケガすると体中が痛みを感じる"ということわざがあるのですが、今回のことを知ったときは正にそのように感じました。」と言うのは、パゴパゴのゲストサービス責任者で今回のフードドライブを主催したMariana Faiai。「ハワイアン航空のオハナだけでなく、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたすべての人たちが苦しんでいるのを、自分のことのように感じたのです。」

フードドライブでは新鮮な卵や缶詰などが入ったフードキットを1人に1つ供給

フードドライブが終了した後も寄付の申し出が続いており、冷凍肉を何箱も寄付すると約束した従業員もいるため、Faiaiは2回目のフードドライブを開催しようと考えています。

「もう何年も前から、パゴパゴの従業員たちは日々の仕事のためにも会社のためにもベストを尽くしてくれていますので、この困難な状況下でこれまでのお返しができることが本当に嬉しいです」と言う、パゴパゴ・ステーションのマネージャー、Tuli Fruean。「こんなにも多くの人がオハナを助けるため積極的に行動してくれたことを、心から誇りに思います。」

非営利団体との協力で全社をあげて空輸を実現

非営利団体Every1ne Hawai‘iは、ハワイの人々に大量のマスクを届けたいと考え、中国の深セン市からダニエル・K・イノウエ国際空港 (HNL) へ荷物を空輸するための支援をハワイアン航空に求めました。そして、中国の企業や販売会社と協力して現地の工場から直接マスクを買い付け、「マスク配送車」や、ホームセンターのシティ・ミルやレストランのジッピーズに開設した「マスク・マーケットプレイス」を使って、マスクの配布を実現させました。ハワイアン航空は地元の航空会社として、このような人道的な支援を心から歓迎しました。

しかし、外国からのチャーター便の手配は、航空業界が順調に動いているときでさえ非常に複雑な手続きが必要です。今回のミッション実現にあたっては、160万枚ものマスクを輸送するために、必要な認可の取得や、人材と機材の確保など、全社をあげた協力と数週間にわたる計画が必要でした。

中国の深セン市で貨物室に積み込まれるマスクのコンテナ

貨物チームは、輸送に関係するすべての国の政府規制や制限に準拠し、さらに中国の運送業者や貨物混載業者の求める要件に応じられるよう、計画を立てました。ホノルルの運営チームは、フライトプランの最終確認、メンテナンスサポートや機材の調達、クルーの休憩時間や乗継時間の調整、航空機の手配などに奔走しました。メンテナンスチームは、エアバスA330型機からメインキャビンの下に位置するローワーデッキ乗務員休憩室を取り除き、貨物スペースを最大限に広げて800個以上のコンテナを収容できるように改造しました。

4月21日(ハワイ時間)の午後、ホノルルに到着した改造済みエアバスA330型機の貨物室から160万枚のマスクを荷下ろしするスタッフ

「大きな仕事を成し遂げるためには多くの人の力が必要です。今回の取り組みを成功させる際も、たくさんの人の協力がありました」と、貨物部門マネージングディレクターのBrad Mathenyは言います。「私たちはハワイの航空会社であることに誇りを持ち、地域の方々のお役に立ちたいと思っています。特に、今のように多くの人が助けを必要としている時期にはなおさらです。」

中国の深セン市から支援物資を運んだ貨物便のクルーたち || 後列左から: A330型機副操縦士のTheodore Scott Hebert、航空整備士のHirotake Masuko、A330型機機長のDonald Del Carmen、ウエイト・アンド・バランス管理部門アシスタントマネージャーのSean Sanfilippo、航空整備士のSheldon Burgher || 前列左から: A330型機副操縦士のAron Penzes、契約サービス部門シニアマネージャーのLianne Villaro || 写真外: A330型機機長のNeil Yonamine

4月18日(土)、パイロット4名、整備士2名、空港運営スタッフ2名を乗せたハワイアン航空の飛行機がダニエル・K・イノウエ国際空港から飛び立ちました。韓国の仁川国際空港 (ICN) での乗務員の休憩を経て、中国の深セン宝安国際空港 (SZX) に到着。同機は4月21日(火)16:30頃(ハワイ標準時)にダニエル・K・イノウエ国際空港へ帰着し、歓迎とともに迎えられました。

火曜日の午後にダニエル・K・イノウエ国際空港に着陸してゲートへ向かう途中、放水車を使った祝砲で水のレイをかけるようにして歓迎される飛行機

「このフライトを実現するためのロジスティクス(物流管理)や飛行計画、認可の取得などに、全社が一丸となって必死で取り組みました。とても大変な作業でしたが、無事に達成することができ、ハワイに荷物を届けられたことを嬉しく思います」と、ハワイアン航空の代表取締役社長兼CEO、Peter Ingramは言います。「コミュニティのためにこのプロジェクトを成功させようと、すばらしい活躍をしたハワイアン航空のチームを、この上なく誇りに思います。」

Every1ne Hawai‘iの代表者とハワイアン航空の代表取締役社長兼CEO、Peter Ingramが貨物施設に乗務員たちを訪ねて、160万枚のマスクの到着を祝福。Every1ne Hawai‘iは「マスク配送車」に積み込んだマスクを地域の人々に無料で配りました。

「ハワイアン航空は今回の件を積極的に支援して、本当にさまざまなことを成し遂げてくれました。この荷をハワイに運んでくるためには、私には想像できないような困難があったことと思います」と言う、Every1ne Hawai‘iの共同創設者Robert Kurisu氏。「これだけのマスクがあれば、私たちが提携する非営利団体のほぼすべてのスタッフに配布でき、オアフ島だけでなくハワイ全体で助けを必要としているコミュニティの支援を続けることができます。」

届いたマスクは、Every1ne Hawai‘iの「マスク配送車」に積み込まれます。Every1ne Hawai‘iはこれから数週間にわたって、ハワイ各地のコミュニティ支援を行う非営利団体やホノルル市郡と協力し、新型コロナウイルス感染防止の助けを必要としているコミュニティを守るためマスクを配っていきます。

著者 Damian Balinowski,
Internal Communications

April 22, 2020