ハワイアン航空の‘Ohana by Hawaiian、モロカイ島とラナイ島へ救援物資の貨物輸送を開始

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モロカイ島とラナイ島へ救援物資の貨物輸送を提供

‘Ohana by Hawaiianは、離島に住む方々に食料品や日用品をお届けできるよう、オアフ島からモロカイ島とラナイ島へ無償で貸物輸送を行っています。

Kristina Gomezは、モロカイ島に住む高齢の両親がカウナカカイ地域にある主要スーパーマーケットが新型コロナウイルス感染拡大の影響で突然閉店したため困っていることを知り、何かできることはないかと考えました。その後、ホノルルでハワイアン航空のカスタマーサービス担当として働くGomezは会社の経営陣に相談し、離島に住む方々を支援するためオアフ島からモロカイ島への輸送サービスを立ち上げる提案をしたのです。

彼女の提案を受け、貨物専用のHawaiian Air Cargoとモロカイ島へターボプロップ機による旅客輸送を行っている‘Ohana by Hawaiianのスタッフは輸送サービスに必須な要件の検討、地方自治体の職員との協議、必要となるTSA(米国運輸保安局)認可の取得などを行いました。

提案から約1週間足らずで‘Ohana by Hawaiianは、オアフ島からモロカイ島とラナイ島へ食料品や日用品を運ぶ無償の輸送サービスを開始したのです。

「コミュニティの人々も自治体の職員も、モロカイ島とラナイ島へ生活必需品を送るサービスを提供したいと心から願っていました。チームが一丸となって、たった数日で無償の輸送プログラムを立ち上げることができたのは、本当にすばらしいことです」と、ハワイアン航空の州政府部門マネージングディレクター、Blaine Miyasatoは言います。「J. Kalani English上院議員とLynn DeCoite下院議員、そしてTSA(米国運輸保安局)のパートナーの皆さまからいただいた今回のプログラム実施への温かいご支援に心から感謝いたします。」

ハワイ時間4月14日から当面の期間、ATR42型機を使用して運航する‘Ohana by Hawaiianのフライトでは、希望者にオアフ島からモロカイ島またはラナイ島へ食料品や日用品を送る荷物を希望者に一人2個まで無料で輸送しています。

「エンパイア・エアラインズは、これまで6年にわたってモロカイ島とラナイ島のコミュニティにサービスやサポートを提供する機会に恵まれてきました。私たちは、これらのコミュニティのすばらしい精神に深く敬服しています」と、エンパイア・エアラインズの‘Ohana by Hawaiian路線マネージャーであるPieter Meinster氏は言います。「今はコミュニティへのサポートが何よりも大切なときであり、私たちはこれからもモロカイ島とラナイ島の人々が必要とする支援を提供できるよう全力を尽くしてまいります。」

「ハワイアン航空がモロカイ島の住民に無料の貨物輸送サービスを提供すると聞いて、心の底から喜びました」と話すKristina Gomez。「この大変な状況の中で、モロカイ島の人々に支援の手を差し伸べてくれたハワイアン航空には、言葉では言い表せないほどの感謝でいっぱいです!」

著者 Tara Shimooka,
External Communications

April 14, 2020